マクラメ作品を紹介する本の中でリリー先生の作品に出会い、その作品が他とは何か違うように感じて講座受講を決めました。

 

手元に届いたマクラメ糸と煌めきアロマストーンを見たとき、これが身に着けられる形になると思うとなんだか嬉しくなりました。

 

課題に取り組み始めると、時間を忘れてしまいます。単純な糸が作品に変化していくのが楽しいのです。同時に作品の発する気のようなものがどんどん変化するので、完成したらどうなるのだろうという好奇心も湧き、ついつい編み進めてしまうのです。

 

講座では、作品をひとつ作るごとに無理なく難易度が上がるように配慮されていたおかげで、つまづくことなく課題をこなしていくことができました。とはいえ初めての編み方に慣れるまでは少し時間がかかったり、なかなかきれいには仕上がらなかったりもしましたが、それでも繰り返し編んでいけばいつの間にか手が覚えてコツがわかってくるのです。

 

かなり編み終わってから間違いに気づき糸をほどくこともあり、その時ばかりは少しめげてしまいますが、やり直して正しく編むことができれば、美しいデザインが浮き上がってきてその嬉しさはひとしおです。

 

そのように手をかけたからこそ、完成した作品たちはどれも愛着がわきますし、身に着ければ気分がますます上がります。

おかげで次の教材が送られてくるのがいつも待ち遠しかったです。

 

 

使えそうな技術がひとつ増えると「これで何か作れそう！」と自分なりに考えたものを作ってみたりします。そして何かひとつ作るたびに、次はもっとキレイにつくりたいという意欲も湧いてきます。

 

今では、練習をかさねてより早くよりきれいに作品を編めるようになりたいです。そしてたくさんの方に喜んで身につけてもらえるようなマクラメ作家になれたらいいなと夢も持つようになりました。

 

一年前にはマクラメをただ外から眺めていただけの自分が、作る楽しみを知り、自身の夢まで持てたことを振り返ると、リリー先生の講座に出会えたことが本当に良かったと感謝しています。